徳島におけるキャリア支援の専門家キャリアコンサルタントのオシゴトコラム お仕事に関する情報はもちろん、徳島の楽しい情報などをお届けします。
2018年4月4日 公的な職業訓練について
2018年度に入って最初のコラムです。

今回は、公的な職業訓練についてご紹介します。

公共職業安定所がハローワークと呼ばれるように、公的な職業訓練も数年前に「ハロートレーニング」という愛称がつけられています。


主なものとして、以下の2つがよく聞かれるかと思います。

公共職業訓練(離職者訓練)
 ※雇用保険が受給できる方を対象
 ・ものづくり系訓練(施設内訓練)
 ・事務・サービス系訓練(委託訓練)

  
求職者支援訓練(求職者支援制度に基づく認定職業訓練)
 ※雇用封建を受給できない方を対象
 ・社会人能力や基礎的な技能(基礎コース)
 ・実践的な技能(実践コース)


それから、

障害者訓練
学卒者訓練
在職者訓練

というのがあります。



いずれも受講にあたってはハローワークに相談して、
キャリアコンサルティングやジョブ・カードの作成も交えながら進めていく感じですかね。


実際の訓練実施機関としては、

①国((独)高年齢・障害・求職者雇用支援機構のポリテクセンター等)
②都道府県(テクノスクール等)
③民間教育訓練機関(都道府県からの委託)

等があります。


その他、詳しくは、厚生労働省や徳島労働局のHPも参照ください。




2018年3月28日 就活に役立つ徳島の企業情報
3月から経団連指針上も広報活動が解禁され、来春卒の大学生の就活も本格化していますが、


今回は徳島の企業情報の探し方をご紹介します。



徳島の大学を出て徳島で就職を考えている方、県外の大学から徳島に戻って就職を考える方、いろいろあるかと思います。



ま、今はどこにいても就活のナビサイトなどネットで情報収集は可能ですが、地場の情報はわりと紙媒体の冊子で配布されているものもあるので、特にその辺を。



◆とくしま就活ナビ2019(徳島新聞社)

◆BeCAL(あわわ)

◆ALEVEL エラベル四国版(東京商工リサーチ)

◆2018とくしま企業GUIDE(徳島県経営者協会)

◆トクモン2018(徳島県経営者協会)


下の2つは1年古いような気もしますが、その他、

・ジモカツ(KG情報)
・こころーど(小松島市)

というのもありましたね。(これも少し古そうですが)



徳島県内の大学ではキャリアセンターに積まれていると思いますが、県外の学生さんは発行元に問い合わせ頂くか、徳島の友達にあたってみてください(笑)



ちなみに、ナビサイトでは、リクナビ、マイナビ、キャリタスといったところが比較的メジャーで、徳島県で絞り込んで頂くのもいいですが、ダイヤモンド社の就活ナビ(とくしま就活ナビが結構徳島の企業情報が多いとも言われています。
(かつて徳島新聞社が運営していたカモンというサイトの後継的な位置づけで、現在も徳島版は徳島新聞社が事務局を務めているようなので。)


あとは、中小企業家同友会のJobWayとかも、地場企業の情報が多いかと思います。


以上、参考にして頂ければと思います。

2018年3月7日 適性検査の種類
就職・転職活動においては、書類選考や面接選考のほか、適性検査が実施されることも多いかと思います。

適性検査は、選考・配属だけでなく、自己理解支援を目的として、キャリアコンサルタントが用いることもあります。



今回は、実際にどんな適性検査があるのか、ご紹介致します。



■新卒採用を中心に採用選考時に能力検査と合わせて実施

・SPI(リクルートキャリア)
 能力検査(言語分野と非言語分野)と性格検査から構成。


・玉手箱(SHL社)
 能力検査と性格検査から構成。大手企業で利用が多い。




■社員教育の参考や派遣会社の登録時に活用

・DPI(ダイヤモンド)
 職場適応性テスト。態度能力(対人関係処理能力+意欲)を診断。


・Skill Analyst(Belet's)
 経済産業省が提唱する「社会人基礎力」を診断。
 パソコンスキルチェックも可能。
 徳島の地場の派遣会社で多く利用されている。




■自己理解支援にキャリアコンサルタントが活用

・GATB(雇用問題研究会)
 厚生労働省編 一般職業適性検査。
 9つの適性能を測定。 


・OHBYカード(雇用問題研究会)
 自分の興味・関心を知り、同時に職業情報も得られる。


・VRTカード(雇用問題研究会)
 職業興味と職務遂行の自信度を測定。
 心理検査「職業レディネス・テスト」の信頼性を保持。


・キャリア・インサイト(雇用問題研究会)
 利用者自身がパソコンを使いながら、
 ①職業選択に役立つ適性評価、②適性に合致した職業リストの参照、
 ③職業情報の検索、④キャリアプランニングなどを実施できる
 総合的なキャリアガイダンスシステム。



こんなところでしょうか。
ちなみに、私は上記のSPIと玉手箱以外は実施が出来ますので、試してみたい方はお問い合わせください。

では。

2018年2月28日 応募書類の作成支援
就職活動に欠かせないのが、履歴書や職務経歴書といった応募書類の作成です。


応募書類の作成支援もキャリアコンサルタントの仕事の一つで、私も転職相談に来られた方や、大学での就活学生さんの支援で、添削なども実施しております。



今の時代、Web上に書き方の情報は氾濫していて、
就活ナビサイトから、ハローワークインターネットサービスにも「履歴書・職務経歴書の書き方」という分かりやすいパンフレットも掲載されていますが、

実際に作成したものをチェックするとなると、キャリアコンサルタントや相談機関など対面の支援を受ける必要があります。



どんなところで相談が可能かというと、

基本的には仕事の相談窓口で合わせて応募のアドバイスも受けられますので、以前にこのコラムでも紹介した
公的な就職支援機関や、
民間の人材紹介会社でもそこで取り扱っている求人の応募時はコンサルタントが支援してくれます。

それから、学生さんは
大学のキャリアセンターとかキャリア支援室といったセクションで支援が受けられるかと思います。


いずれも、応募書類の作成支援だけでなく、模擬面接を実施したり面接対策のサポートも受けられることが多いです。



そう考えると、求人情報はネット上でいくらでも検索は出来ますが、採用の確率を高めるには、求人サイトや求人誌から直接応募するよりも、公的な支援機関や人材紹介会社・転職エージェント経由で支援も受けながら応募するのが得策ともいえますね。


自分にあった就職活動、応募方法をご検討ください!


2018年2月7日 雇用されない働き方(フリーランス)
こんばんは。
キャリアコンサルタントの福山です。



この「あわジョブ」もそうですが、一般的に求人サイトというと、正社員やパート、アルバイト、派遣社員など、雇用形態は様々ですが、いずれも雇用されることを前提とした仕事の情報が掲載されているかと思います。


ただ、働き方のなかには、雇用されない働き方もあり、例えば、自ら起業したり、自営業だったり、それから最近増えているのが「フリーランス」という働き方。




フリーランスというと、
デザイナーとかカメラマンとか、プログラマー、翻訳家…といった専門性の高いイメージがあるかと思いますが、データ入力や、資料作成、テレフォンアポインターなど、在宅でも対応可能な仕事も含めて、すそ野が広がっています。


働き方改革という流れのなかで、副業やテレワークなど、多様な働き方の推進が図られている影響もあるのかもしれません。



ちなみに、一見、アルバイト、在宅ワークといった括りでも捉えられますが、雇用されない働き方「フリーランス」という意味では、厳密には雇用契約ではなく業務委託契約によるもので、法的な位置づけも変わってきます。

税務上は、個人事業主という位置づけになることが多いかと思います。


仕事内容によりますが、自分のペースで、在宅でできるものもあったり、利便性の高い働き方といえますが、
一方で、労働基準法の適用外となり、最低賃金や社会保険などの適用もありませんので、その点は注意も必要です。




最近は、よくクラウドソーシングという言葉も聞きますが、こうしたフリーランス向けの仕事のマッチングを図れるサイトとして、
クラウドワークスや、ランサーズなどが、比較的有名かと思います。


興味ある方は、その他、クラウドソーシングというキーワードで検索して、自分にあったサイトを探してみてください。


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