仕事探しに適した時期
2018年1月2日
新年あけましておめでとうございます。
2018年、最初のコラムです。
本年もよろしくお願い致します。
さて、お正月休みは、就職・転職活動のイメージはあまりなく、このコラムもあまり読めれてないかもしれませんが、
一方で、日頃忙しい方など、この休みの機会に求人サイトで情報をチェックしたり、帰省中に家族とUターン転職の相談をしたり、というケースも聞かれます。
年末で仕事を終えて、年始から新しい仕事を探さないと、という方もいるかと思います。
ちなみに、ハローワークの統計情報をみると、求人件数・求職者数ともに12月は1年で一番少なく、1月からともに増えはじめ、繰り越し数も合わせて、3月頃にピークとなっています。
2017年の徳島のデータでは、求人件数は3月、求職者数は4月がピークとなっていました。
年度末の3月末で仕事を辞めた方が、4月に求職登録をしているケースも多いのかもしれません。
いずれにしても、新卒採用や人事異動、契約期間満了など、やはり年度替わりの時期は大きな節目で人の出入りが多いようですね。
その後、5~7月と少なめで、半期の節目の9月・10月に向けてやや増えている印象です。
個人的には、5月のGW明けなど、5月病ではないですが、4月に新しく入社・着任した方が環境に合わず早期離職した方の欠員補充で募集が増えたり、
8月頃は、特に徳島ではお盆・阿波踊りが終わってから仕事探しをしようと、求職者の動きが鈍いような感触ももっています。
お子さんの事情などで、受験や卒業式・入学式が終わってから、春休み・夏休みが終わってから、仕事に専念できる状況で仕事探しをという方もいるかと思います。
では、実際のところ、求職者の立場で、もっとも仕事探しに適した時期は?というと、
年度替わりの時期が求人件数も多く、選択肢が多いという点では望ましいわけですが、逆に求職者も多くライバルが多い時期ともとらえることができます。
希望する職種や自身の経験・スキルにもよりますが、いまは人手不足で1年を通じて比較的求人数も多いので、あえて競合が少なく選考もウエルカムな状況で迎えられる夏頃を狙うという考え方もあるかもしれません。
仕事探しに、あまり時期を考える余裕はないかもしれませんが、もし時期の調整が出来るようであれば、こうした傾向も参考にされるといいかと思います。